たおやかな家

2010 年 2 月 5 日

夜の青い闇の林の向こうに八ヶ岳が見えます。
満月が浮かんでいます。

設計に着手してから間もなく、
アトリエデフの大井みのりさんから
循環の家のイメージをあらわす手紙が届きました。

たおやかな家という題名の手紙でした。

たおやかな家

女性らしさと男性らしさが融合した美しさ
バランスのとれた、調和のとれた家

女性らしさ
 しなやかで やさしい やわらかい
 一方でとても合理的、機能的

男性らしさ
 大きく包み込む頼もしさ 立ち姿の格好の良さ

住宅を建てるということは、ときに
とても私的で、個に執着することである気がします。

今回のモデルハウスは、幸いなことに特定の個にこだわる
条件下にありません。

我、私、個というものを限りなく削ぎ落とし、
相手を思いやる心、あるがままを受け容れること、
愛、いのちの営み、などといった
普遍的なもののあたたかさ、やわらかさ、おおらかさが
自ず然る家にできたらすばらしいと思います。

それは、私自身の生きるテーマであり、課題でもあります。
この家づくりにかかわるすべての人に
笑顔をもたらし、喜びに溢れて進むことを常に祈ります。