自然素材辞典

material_juraku

土の粒子が表情をつくりだします。

聚楽壁

良質な色土を主原料とした和室などに用いられる塗り壁の一つ。元来は京都付近で産出される土を用いた仕上げだが、近年は細かい砂壁状の仕上げの土壁をさします。化学合成樹脂などを一切含まず、伝統的な配合により練り上げて用います。土の色により様々な色合いの仕上げとなる。土の素材の風合いを生かした仕上がりとなり、上品で落ち着いた風情となる。

実際の使い心地

土本来の表情で仕上げるため、落ち着きのある空間に仕上がる。合成樹脂などを用いないため、水や傷には弱い。固いものでこすったりすることで土が落ちてくる。色褪せなどは起こりにくく、塗り替えなどは頻度は少なく済む。和室などの和の空間に非常に調和する。

香住幸雄(亀津建築)