2014.12.15 mon

森びとにゅーす⑪タイヘンだ〜!!!

いやはや、ウカウカしているうちに、トンデモナイ法律がまたまた施行されようとしていることを知りました。

くわしく伝えてくれているのは、森からうまれ森へかえる家づくり集団「森びとの会」メンバーも参加している、「職人がつくる木の家ネット」にアップされた記事、「改正省エネ法で土壁はどうなる?」。

わかりやすく書かれていてものすごーくためになるので、アップしてくださったことに感謝しつつご紹介します!



この記事を読んでいくと、この「改正案」がいかに理不尽な「改悪案」であるかが、よーくわかります。

これまでの様々な報道と事実を見れば、憲法でも何でも、国が「改正」というネーミングで発表するものは、すべて権力者たち自身にとっての「正」であり、当事者となる一般市民にとっては「不正」な内容ばかり。

発信者側のネーミングを通して、主体が国民ではなく国家権力であること、つまり、誰のために発令されているものであるかが、明確にわかりますね。

では、この、国民にとってのエネ法を発令している主体は、国の機関の中のどこなのでしょう?

(以下、「改正省エネ法で土壁はどうなる?」からの抜粋です)


1=経産省 2=環境省 3=国交省 さあ、ど〜れ?


「省エネ」というからには環境省かと思うと、さにあらず。これを推進しているのは、国交省と経産省です。

これまで何回か国で省エネ基準を作ってきていて、それはいずれも、「こうすると省エネになっていいですよ」という「推奨法」でしたが、今度 の「改正省エネ法」はそうではありません。「基準の室温を、定めた基準エネルギー量の中で実現できるように断熱・遮熱施工をし、高効率な冷暖房設備を備えなさい」と、いう「強制法」となります。

強制法ですから「うちの室温は20℃までなくても、18℃で十分ですから」と住まい手が言っても「20℃をキープ」するための断熱施工や冷暖房設備を備えなければならないのです。そのための費用はもちろん、建築工事費に上乗せとなるわけです。

イエモン:経産省主導で生まれた省エネ基準だから「お金かけない」省エネは認められないっていうことなの?

キノちゃん:省エネ産業促進法って名前変えた方が分かりやすいかもヨ

(転載は、ここまで)


「耐震性など、いのちに直接関わるとか、まわりに影響が及ぶといったことならまだしも、個人が感じる「快適性」について努力目標でなく義務として国が規定するのは、基本的人権にふれる憲法違反です」…という建築家のご意見も顔写真つきで載っていて、ごもっとも!と思わずにはいられません。

この法律によってトクするのは誰か?と考えると、大企業を牛耳っている人々やその取り巻きたち&大企業と癒着している政治家や官僚たち……という、お決まりの面々が見えてきます。

このような理不尽が大手をふってまかり通っている理由は、昨日の選挙結果が如実に物語っていると思います。

私たち一人一人が自分の持つエネルギーを自覚してそれを活かさなければ、偏った場所に巨大なエネルギーがたまり暴走する、という相対バランスを生んでしまうんだなぁ…と。


木の家ネットの記事には、私たちができるアクションのひとつとして、以下のことが書かれています。

改正省エネ法の施行に先立ち、住宅・建築物の省エネ基準に関するパブリックコメントが、この12月末から1月にかけて、募集されます。

パブリックコメントの募集要項はまだ公示されていませんが、明らかになり次第、このサイトのトップページにてお知らせします。

このコンテンツを読んで「これは、放っておけんな!」と思ったら、あなたの意見を、パブリックコメントで国に届けてください!


これはひとまず、要チェックですね!


悪=開く


大変=大きく変わる


「悪」だと感じるのモノゴト=今まで閉じていた自分の意識とチカラを開いてくれる起爆剤、ととらえ、これまでの行動を大きく変えてまいりませう!


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これぞ「笑エネ」だ〜!


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