2014.6.12 thu

“マイ森”をもとう!

すばらしいインタビュー記事を読みました。

もりびこのパートナー
森びとの会」メンバーも参加している
職人がつくる木の家ネット」のHPの、
サスティナライフ森の家」の社長
大場江美さんのインタビュー記事


私は特に、このロングインタビューの
最後の項で語られている
大場江美さんの言葉に
目の前がパーッと開けてゆくような
輝く未来を感じ、ワクワクしました。


「自分たちで森づくりをして、
 そこの森で伐った木で家づくりをする
 ということを流行らせていきたいですね」


「家を作るのも、森づくりに関わるのも、
 お施主さんであってほしいのです。

 “自分が関わっているあの森の木で、
 家をつくる”という意識です。

 そのために『NPO法人しんりん
 を立ち上げ、放置されていた山を整備・
 育林するところから始めています」


「『NPO法人しんりん』の真の目的は、
 一般の人を『きこりさん』にすること。

 二日間のチェーンソー講習を実施して、
 伐採までできるよう な人材を育てます。

 プロにならなくてもいいんです。
 家庭菜園や日曜大工の延長で
 「日曜林業」ができる「きこりさん」、
 いいでしょ?

 森の手入れや木の伐採を指導しながら、
 森の整備に関わっていただき、
 きのこや山菜など森の幸も楽しんでもらう。

 そんな森での体験が、
 いつか家を建てること になった時に
 “その森で伐採した木で家を建てる”
 ということにまでつながっていけばいいな、
 と思っています」


これらはみんな、
この記事の中で語られていた、
江美さんの言葉。

“自分の森”と思える森を持ち、
家を建てるときはその森の木を使う…

昔の人にとっては
当たり前だったのかもしれない

このことは、

時を経て、今ふたたび、

新しいワクワクを伴いながら、
憧れのライフスタイルに
なり得る気がしました。


自分の庭を持つように、
私も
「マイ森」、持ちたいなぁ〜!


だって、実のところ森は、
きれいな水と空気、食料、燃料、
建材、薬草、遊び場…と

生きる必需品がてんこ盛りの
生きた“宝の山”ですからね。


地域で森を持って
地域のみんなで手入れしてゆけば、
いろんなものが自給でき、
生活が安定するはず。

昔はみんな、
そうしてたんだもんな〜



自分のくらしに欠かせないモノづくりを
誰かに任せきりにするのではなく、
始まりから終わりまで楽しみながら
目と手と心をかけ、円と縁を描いてゆく。

衣・食・住それぞれの分野で
くらしにまつわるモノたちと

そんなふうに関わったら、
自分のくらしにも、
社会のあちこちにも、
地球全体にも、
“めぐり愛”が
広がってゆく気がします。


ところで、
この大作ロングインタビュー記事をまとめ上げた
持留(もちどめ)ヨハナ・エリザベートさんは、
どうやら山梨の山間に住んでいるらしい…


お名前の通り
半分は海外の血が流れているものの

日本語ペラペーラのライターさんで、
WEBデザイナーのだんな様とタッグを組んで
「木の家ネット」のHPを運営している
二児のママさん。

もう10年以上もの間、
個性あふれる建築業界のツワモノたちへの
インタビューを記事にしてきた、
私の大大先輩です。

一度、札幌でお目にかかったきり
ごぶさたしていましたが、
この記事を読んで、

太陽みたいな彼女の笑顔と
陽気な話し声を懐かしく思い出しました。



これだけの記事を書き上げるのに
どれほどのエネルギーを注いだことか…

同じライターとして、
拍手を贈りたい気持ちです。


各分野のすばらしい仕事人たちが
心を交し合って連携することで、
世の中は少しずつ進化してる。

今までも、これからも、
きっとそうなんだ。

そんなふうに思い、
初心にかえった木曜日です。



2014年6月12日・木曜日


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≪森のなかまNews!≫
そうか〜森が弱ると温泉も出なくなるんだ…!

私たちのくらしは、つくづく
森や自然に支えられているんですね〜!
このプロジェクトの進展も、要チェックです!
     ↓
今日の森びとさん

「【湯守(ゆもり)の森】-地盤調査-」
【湯守の森】って…?
by サスティナライフ森の家

森も人も幸せになる家づくりは、
森びとの会」メンバー各社へ♪

*Hokkaido…ビオプラス西條デザイン
*Miyagi…サスティナライフ森の家
*Yamagata…古民家ライフ
*Tokyo…エコロジーライフ花
*Gifu…亀津建築
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