Vol.5
いざとなったら助っ人いたす!
働きアリって、働き者なのかと思ったら、
忙しいふりをしているだけで、働かないアリがいるそうですよ。
そこで、遊んでいるアリをとりのぞけば、働きもの集団になるのかと思ったら、
またその中で、2割ぐらいがサボりだすらしい。
そうなると、サボりアリだけを集めてみたくなりますね。
サボりアリだけの遊び人集団をつくってみると、
今度は、その中の7割ぐらいが働きだすそうです。
どんな集団をつくっても、働くアリとサボるアリの比率は変わらないらしい。
「みんな働いているから、ここはひとつ、サボっとくか」
「みんなサボってるから、よし! ここはひとつ、働くか」
なんてね。
その日の気分によって、
多数派になったり、少数派になったり、
うん。わかる。その気持ち……
ひとりでは通れない穴や溝があるとき、
アリたちは、手をつなぎ連結しあって、橋をかけるそうです。
そんな単発の仕事を引き受けるのは、遊軍のサボりアリたちみたい。
ぶらぶらしていても、いざとなったらかけつけるんですね。
アリ柱となり、勤勉なアリたちを支えて、通り抜けさせるのです。
ちょっといい話。
やっぱり両方いてくれて、ほっとします。
自分はどっちだろう。
今日はどっちのモードでしょう。
個人よりも全体のバランスに活かされていると考えれば、
安心して自由に生きましょかね。
あたらしい記事
- 限りなく死に近い生
- (2015.2.25)
- 水の色をしたいのち
- (2015.2.2)
- 海に住む立派な鳥
- (2014.12.30)
- バイオコミュニケーション
- (2014.11.24)
- いつもこころにボノボさん
- (2014.10.20)
- おなかがすいたら会いましょう!
- (2014.9.20)