2014.7.7 mon

遺伝子組み換えモンダイ。

昨日のオーガニックカレッジで、
生活クラブ生協の方々から
遺伝子組み換え食品の問題点を
わかりやすく教えていただいたので、

特に印象に残った部分を
みなさんにもお伝えします。


◆遺伝子組み換え作物は、

世界のタネ=食糧の独占
を狙う大企業・
モンサント社
(世界の種子の27%、
世界の大豆の80%を支配する
米国の企業)や、
デュポン社(米国)などを筆頭に、
アメリカ、ブラジル、アルゼンチンなど
合計28カ国で栽培されている。



◆日本は食糧自給率が39%しかなく

輸入品に頼っているにもかかわらず
遺伝子組み換え食品についての
表示義務があいまいなため、

加工品などを通じて、知らないうちに
大量に食べている可能性が高い。


◆遺伝子組み換えの種子は
農薬や化学肥料とセットで売られるので
結果的にとても高くつき、
生命や生態系の調和と安全を
脅かすと同時に、

深刻な経済格差と不平等を
生み出している。


◆多数の動物実験により、
米国の環境医学会からは
深刻な健康被害も発表されており、
免疫機能や解毒器官への悪影響も
確認されている。


◆日本人は
味噌、しょうゆ、豆腐、大豆油…と

大豆を大量に食べているものの、
日本の加工用大豆の自給率は
8%しかなく、92%が輸入品。

加工用トウモロコシは、
100%輸入品。

その2つをはじめ、なたね、綿などは、
遺伝子組み換えである可能性が
高く、

それらは、

大豆油、なたね油、綿実油、
コーン油、サラダ油、植物油脂、しょうゆ、
マヨネーズ(大豆、トウモロコシ、ナタネ)、
マーガリン(大豆、トウモロコシ、ナタネ)、
コーンスターチ(トウモロコシ)
…などの加工品に使われ、
国内に大量に流通している。



◆即席めん、めんつゆ、ドレッシング、

そうめん、カレールー、清涼飲料水、
パン、お菓子…などには
上記の食材に加え、


・植物たんぱく
・たんぱく加水分解物
・乳化剤
・ビタミンE

…などの添加物も使われていて、
その主原料は

遺伝子組み換え大豆

同じく、
上記のような加工品に使われている


・でんぷん・ブドウ糖・果糖・水あめ
・デキストリン・醸造用アルコール・醸造酢
・みりん風調味料・カラメル色素
・調味料(アミノ酸等)

…などの主原料は、
遺伝子組み換えのトウモロコシ
である
可能性が高い。


◆遺伝子組み換えコーンや
遺伝子組み換え大豆などは
「飼料」として
食肉にも
大量に投入されている



◆いちはやく遺伝子組み換えされた
大豆・トウモロコシは、
欧米人にとっては
主食ではなく、
輸出品。
自分たちの主食である麦は、
まだ遺伝子組み換えされていない。


…と、ざっとこんな感じですが、
加工品を買う=リスクを買う

ということなんだなぁ…と
感じずにはいられませんでした。


これは、生活クラブ生協さんが
提携している牧場の豚肉。
今日のこだま 生活クラブ

ドキュメンタリー映画
「ある精肉店のはなし」に出てきた
お肉屋さんのように、
飼育から屠蓄・解体まで一環して
行われ、手元に届くのだそう。

試食させていただきましたが、
それはそれはおいしくて感動…!

「いのちをいただいているんだなぁ…」
と、しみじみ感じつつかみ締めました。


冷蔵庫がないくらしをしていることもあり、
私はこれまで生活クラブの会員になることを
躊躇していましたが、

自分たちの食とくらしの安全を守るための
実質的な活動であることをあらためて知り、
大切な行動だなぁ…!と感謝&共感。

今度くわしく説明を聞いて
入会してみようかな…と思っています。


2014年7月6日・日曜日

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