2014.4.24 thu

正体、見たり!

「パソコンやオーディオの
 待機電力をカットするだけで、
 電気代の約10%をカットできます」

以前、田中優さんの講演でそう聞いて以来、
いちいちコンセントを抜かなくても
コンセントを差し込んでおくだけで手元で
スイッチのオン・オフができるタップを買ってきて、
こまめに待機電力のカットをしていたのですが、

昨日、コンセントを差し込むと使っている家電の
消費電力が数字で見える省エネタップをいただいて、
パソコンの待機電力を計ったら、
電源を落とさないスリープ状態と、
シャットダウンしてコンセントをつないだ状態のどちらも、
各33W(ワット)ずつ消費されていることが判明!


いやはや、頭ではわかっていたものの、
やっぱり目の当たりにするとインパクト大。

33Wといえば、我が家の居間全体を照らしてくれている
省エネ電球3個分(60Wの明るさで消費電力は約10W)
の消費電力。

使っていないPCの待機電力だけで、
そんなにも
電気を食ってるなんて〜!とビックリ。

しかも、私の新しいノートパソコンは
使用時の消費電力が約45Wだったので、
スリープ状態や電源をつないだ状態にしておくことが
いかに電気のムダづかいであるかがわかりました。
(ちなみにインターネット情報の検索時は、約47Wにアップ)

事実を知ると、どうすればいいかがハッキリわかる。
事実を知るって、ホントに大事なことですね。


昨日「事実」を意識させられたもうひとつは、
映画監督の鎌仲ひとみさんが言っていたという、
「食べることは遺伝子情報を取り込むこと」
という言葉。

どんな生物も遺伝子を持っているのだから、
言われてみればホントにそうだ〜!とナットク。

「量産」のために遺伝子を組み替えられた
クローン食品や、
そういう飼料や肥料で育ったものを食べると、
人間も自ずとクローン化してゆくのだろうし、

野生のちからで生き抜いてきたものを食べれば、
人間にもそのエネルギーが取り込まれるはず。

考えてみれば、当然のことだよな〜と。


食べる=
その食べものの歴史や性質と一体化すること。


食べたり飲んだりする行為をそう意識したら、
何気ない日常が、めくるめく冒険になってくる気がします。



2014年4月24日・木曜日