2014.10.15 wed

“家族”の肖像⑥空飛ぶギャベたん

今週ご紹介する“家族”は、
私が札幌に引っ越してきた
9年前からいっしょに暮らしている
2枚の手織りじゅうたんカップル。
みづほの部屋2014-10 (4)
イランの遊牧民が手織りしたという
この草木染めじゅうたんの上に座り、
ふかふかの毛並みを指でなでながら、

「何歳くらいのどんな人が、
どんな場所で、どんな気持ちで、
このじゅうたんを織ったのかなぁ…」

と、心を何度、魅惑のイランに
飛ばしたことか…(笑)


人一倍寒がりな私が

北海道の冬を乗り切ってこられたのは、
ギャベ」と呼ばれる
このじゅうたんカップルが
いてくれたからこそ。


芝生のような草色の一枚と、
アースカラーのモザイク柄が楽しいもう一枚に
一目でフォールインラブし、
ウン十万という高価なこの品を
清水の舞台からエイヤァ!と飛び降りて
買ったのですが、
後悔はゼロ。

私よりもずっと長生きするであろう
遥かイスラムの国から来たこのカップルは、

どんなに凍てつく日も
私の心身を冷気からしっかりと守り
フカフカの優しさで支えてくれる、

かけがえのない“家族”。

この先どこに移住したとしても
必ず連れて行って、

最後まで添い遂げたい、
大切なカップルです。


みづほの部屋 (2)
札幌もいよいよ冬の到来を感じさせる
寒さになってきたので
9年目にして
初めて出したじゅうたんクリーニングから
戻ってきたばかりのこの2枚を
久々に
敷いて、冬支度。

みづほの部屋 (1)

カーテンレールのスキマを覆う
空色の『窓ベール』
(どんなに悪天候でも晴天!笑)を、

窓の上からの冷気が入ってこないよう
レールの上からすっぽりかぶせ、


窓下からの冷気をブロックできるよう
すそを引きずる長さに作った
ロングカーテンを2枚重ねにして、
窓辺もウインターバージョンに。


部屋の冬支度をととのえながら、
来たるべき冬の過ごし方を
あれこれ考えている私です。

2014年10月15日・水曜日


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