2014.4.6 sun

強みと弱み。

私もライターを務める
「ほしい未来は、つくろう」が合言葉のサイト
greenz.jpで見つけた

ライターさんには無料で空き家をプレゼント?!
デトロイトに誕生した「Write A House」の狙いとは?

という記事を、ワクワクしながら読みました。

こういう支え合い、いいなぁ…!

じゅうぶん住めるのに住み手のいなかった家と、
じゅうぶん書けるのに仕事がなかったライター。

互いの需要と供給を結びつけることで始まる、
活気ある社会づくり。

私もライターという仕事を通じて、
“いろんな強みと弱みを持つ個性が
 組み合わさることで輝きを増す社会づくり”
に貢献できたら…と思っているのですが、

年に一度の「オーガニックカレッジ」でも
2度ほどゲスト出演していただいたことがあり、
7〜8年前からエコビレッジづくりの
学びと活動を続けている坂本純科さん
久しぶりに会ってお話を伺ったら、
まさにそんなキーワードが続出。

5月以降にgreenzで詳しくお伝えすることに
なると思いますが、もりびこの志ともひびき合う
興味深いお話だったので、一足先にこちらでも、
お話の一端をシェアしますね。

彼女とその仲間たちは今年から、
これまで目指してきた「エコビレッジ」の枠組み
もう少し広げた「余市エコカレッジ」という試みを、
北海道の余市町で始めるとのこと。

「エコカレッジ」とは、
「持続可能な地域」を実現するための学び合いと、
それを仕事やしくみにするための試行の場。

純科さんいはく、
「地域にある課題と資源を活かして、
 どうすれば経済や仕事も含めた上での
 持続可能な地域づくりができるかを考え、
 みんなでそのしくみを作って実践したいの」。

今年の6つの体験講座プログラム内容を、
以下にカンタンに
ご紹介しますね。

1:注目の国産ワイン産地でもある余市で、
     ブドウ作りからワイン作りまでを座学と実習で学ぶ、
     ◆「ブドウから眺めた世界」

2:パーマカルチャーの考え方に基づき、
   エネルギー、トイレ、庭づくりなどを通じて
   エコロジカルなくらし方を座学と実習で学ぶ、
     ◆「エコロジカルな住まいのデザイン」

3:食材の宝庫であるこの地域の魅力を引き出し、
     それを人々に伝えるためのワザや仕掛けを考えたり、
     食材の作り手訪問や調理体験などをする、
     ◆「スローフードツアー」

4:今の仕事やライフスタイルをちょっと変えてみる
    ヒントやきっかけに出合える泊りがけの講座、
     ◆「新しい働き方、生き方を探す週末」

5:農作業やエコロジカルなくらし方を
      泊まりがけで体験しながら自分らしさを見つめ、
  人との心地よい関わり方を探る、
  ◆「自然と暮らす、人と暮らす週末」

6:みんなで地域を歩いて食・農・歴史を五感で学び、
   地域の魅力を地元の人々と語り合う、
    ◆「地域再発見フットパスツアー」

どうです?
とっても魅力的な内容だと思いませんか?


この「余市エコカレッジ」では、ただいま
企画・運営・農作業などのスタッフを絶賛募集中で、
特にこのカレッジの建てものづくりを手伝ってくれる
ビルダースタッフが、いち早くほしいとのこと。

地域や伝統への意識や建築技術も高い
武部建設の大工さんの下で、学び舎づくりを
がっちりサポートしてくれる経験者が望ましく、

4月15日〜11月15日の3ヶ月間以上
スタッフとして活動してくれる方には、
食事と寝床に加え、
月3万円の活動支援金も出るそうです。

我こそは!という方は、ぜひこちらまで。

それから、今日の14:00〜16:00は、
札幌駅直結のエルプラザで、
純科さんのNPOが主催する
エコロジカルな住まいのセミナー
も開催されます。(参加費500円)

森びとの会」のビオプラス西條デザインさんが
設計を手がけた北海道初の菜園付きエコアパート、

かたくりの里・とうべつ」のオーナーさんも
登場されるそう。

ご興味ある方は、ぜひご参加くださいね。

今と未来の命が輝くくらし方と働き方、
今後もワクワク、探ってゆきたいと思います。


2014年4月6日・日曜日