2014.6.14 sat

人間=プチ地球

土・土地・風土をテーマに
お届けする土曜日のこだま。

今日はちょっと
グローバルな話題です。


先日、神奈川県藤野町でくらす友人
仲間たちとつくったNPO法人
セブン・ジェネレーションズ」の主催で、
チェインジ・ザ・ドリーム シンポジウム
という大きなイベントを開いたのですが、

会場が東京だったので参加できず
残念に思っていたら、
私がライターとして参加している

「ほしい未来は、つくろう」が合言葉のサイト
greenz.jpで、レポート記事を発見。

記事にも取り上げられていた、
世界中で開かれている
このシンポジウムの発案者であり、
この回のゲストとして登壇した

Lynne Twist(リン・ツイスト)さんの言葉に
深く共感したので、ご紹介します。



「私たちが見るものすべて、
 マイク、椅子… などのすべてが
 地球にあるものからつくられています。

 しかし、私たちは、
 地球で再生できる以上のものを
 使ってしまっているのです。

 アメリカでは地球5個分、
 日本では地球2.4個分を
 消費しています。

 このプログラムも、
 そんな現状に危惧を感じた
 アマゾンの先住民「アチュア族」からの
 呼びかけに応えてつくられました。

 彼らは、先進国の人々が
 誤った「夢」を見ていると考えています。

 それは
 “消費しなければいけない”
 という思いこみのことです」


「私たちは本来つながっていて、
 “相互依存”した存在です。

 私たちは大地の一部でもあるので、
 大地にすることは
 自分自身にすることと同じなのです」


ウォール街で行われたTEDでの彼女のプレゼンテーション。語りに合わせているので字幕の切り替えが速いですが(笑)、彼女の想いが伝わってきます。

「エコノミーの素材はすべて地球にあり、
 地球を大切にするエコロジーの
 活性化なしに、
 
エコノミーの活性化はありえない」

と語る彼女の言葉に、
故・秋岡芳夫さんが遺してくれた

「消費者をやめて、愛用者になろう」

という言葉を、あらためて思い出し、
胸が熱くなりました。


地球からできた
いろんなモノを「消費」するのは、
自分を「消費」するのと同じこと。

「消費」から「愛用」に
意識をチェインジしたら、

すべてを包括するエコロジーごと、
きっとエコノミーも充実することでしょう。


2014年6月14日・土曜日

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オスとメスがあるのは取材で知りましたが、
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