森びとにゅーす⑥森びと暖房キ＠亀津建築

2014.10.24 fri

森びとにゅーす⑥森びと暖房キ＠亀津建築

森からうまれ森へかえる家づくり集団
「森びとの会」の情報とリンクする「森びとにゅーす」。

今回は岐阜エリアを受け持つ森びと
「亀津建築」さんの、暖房器の暖房記です。

こちらは、亀津建築の
事務所の玄関先にある薪ストーブ。
背中を向けて薪をくべているのが、
こちら、社長の亀津雅（まさし）さんです。

亀津建築さんでは、11月8日（土）に、
「薪ストーブ体験講座」を開催予定。

あなたは、
薪ストーブをつけたことがありますか？

薪ストーブに憧れている人は多いものの、
実際につけてみようとすると
手こずる方も多いのではないかと思います。

何を隠そうこの私も、最初はちっとも
薪に火がつけられませんでした。

つけられるようになったときはとても嬉しくて、

「これでもう、石油を買い続けなくても、
木があれば暖かく暮らして行けて、
調理もできるんだ！」

と、大きな自信と自由を感じました。

こちらは、冷える現場で
暗くなるまで家づくりの作業をし、
事務所に帰ってきてストーブに当たる
亀津建築さんお抱えの
ハタチそこそこ（？）の大工さん。

お若いけれど、
黙々と家づくりに打ち込む姿や
作業が終わった現場を丁寧に掃除する様子に
“職人”の気概を感じ、ホレボレしました。

亀津建築さんでは、設計士が一人で
設計するのではなく、基本の設計をもとに
社員全員で意見を出し合い、
みんなで設計プランを完成させるのだそう。

そんなふうに設計されたお宅を
２つ見せていただいたのですが、
そのどちらにも、薪ストーブが。

こちらはそのうちの一つ。
2階の吹き抜け廊下から見た1階の様子です。
広々としたお宅でしたが、
これ一つであったか〜いそう。

窓の障子が、意外な断熱効果を
発揮してくれるのだそうです。

日本の文化って素晴らしいですね！

こちらのお宅の奥様も大満足のご様子。
でも、薪ストーブは旦那様の
つよ〜い希望だったそうです。

こちらのお宅の庭先には、
こんな薪小屋も。

地元の山の間伐材がこうして
地元の家々の暖房燃料になり、
その費用が山仕事の人々に還元されて、
山の手入れや植林が保たれ、
育った木がまた、未来のエネルギーに…

そう考えると、
薪ストーブや木質ペレットストーブ生活って、
子どもたちの未来に希望の積み立てをしながら、
今も未来も身も心も暖かく守ることができる、
一石四鳥の暮らし方なんですね〜！

「薪と薪ストーブがあれば、
キミもボクらもハッピーになるよ」

人一倍寒がりな私の胸の中で、
もりびこくんがそうささやいています。

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