2014.10.29 wed

“家族”の肖像⑧窓ぎわ断熱三重士

今週ご紹介する“家族”は、こちら。
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窓ぎわを寒さから守ってくれる“断熱三重士”とも言うべき、「窓ベール」トリオ。
①カーテンレールのスキマを上からすっぽり覆う、上部の空色ベール。

②空色+アイボリー+青+ピンクの厚手ベール。
③室内を明るい彩りであっためてくれる、薄手のグリーンベール。
すべて、家にあったものを活かしたハンドメイドです。

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カーテンレールのベール上部は、こんな感じ。
著書『できた!電気代600円生活』でも紹介した、

やるとやらないとでは大違いの断熱ワザです。

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カーテンのすそは、引きずるくらい長くするのがポイント。
冷気が流れ込む上下左右のスキマを、
徹底的にブロックします。

実はこの青い厚手の布はもともと、

両端が輪になってロープが通っていたハンモック。

ブラジルのアマゾンでハンモックに揺られて眠った日から
いつかハンモックのある生活がしたいと思うようになり
以前、思わず衝動買いしてしまったのですが(笑)、
ハンモックを吊るす生活はまだ先になりそうなので
それまではカーテンとして働いてもらうことにして(笑)、
ほどくときラクなように、大きな目でミシン縫い。
自分で作ると、そんなカスタマイズもできてナイスです。

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ピンクの厚手布は、
タイのカレン族の村で
村人が織っていたものを買った思い出の品。

アイボリーの布は、9年前札幌に来てすぐ買った、
私の9年間をずっと見守ってきてくれたラグマット。


愛しいものたちが組み合わさってできた、
「思い出のカーテンギャラリー」です♪

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そして…厚手カーテンの向こうには、ダンボール!
さらに、二重窓の間にも不要なダンボールを入れ、
窓の外側には二重にした厚手の透明ビニールシートを
サッシ枠の上に防水ガムテープで貼り付け、
やはりすそをたっぷり引きずるようにして
外カーテンとして垂らしました。

北海道では雪で開かなくなるので雨戸がなく、
少しでも断熱になるように、と、
この時期になると窓に貼る透明ビニールシートや
プチプチが売り出されるのですが、

それらを窓にピタッと貼り付けてしまうより、
空気の層を作って段階的に外気をさえぎり
室内との気温差を少しずつなくしていった方が
結露しにくくなることが、おととしと昨年の
生活実験結果からよ〜くわかったので、

今年は窓まわりの空間を徹底的に活用して、

外>二重ビニールシートカーテン>ダンボール
>外窓>ダンボール>内窓>ダンボール>
厚手カーテン>薄手カーテン…と、
ミルフィーユ状態の断熱ワザを実践開始。



ちなみに札幌は昨日初雪が降りましたが
わが家ではまだストーブはつけていず、
外気温7度の現在、わが家の室内温度は18度。
これはなかなかの効き目ではないでしょうか…!

皆さまもぜひ、
おうちにあるものを活かした“ミルフィーユ断熱”で、
心もフトコロもぬくぬくの「笑エネ・ウインター」を〜!

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