ご主人の転勤による引越しと出産、子育ての連続で疲労し、暖房便座に座ると体調を崩すことに気づいたのがきっかけで、電磁波過敏症だと自覚された奥さま。電気もアンテナもない山の中で暮すしかないのかと悩んでいたある日、雑誌でビオプラス西條デザインを知り訪問。電磁波対策と、心と体に優しい自然素材を生かして建てた家には、奥様が集めたアンティークの小物たちがうまくコラボレーションしています。
無垢の木材、珪藻土、和紙などの自然素材の空間に、オーナーが集めたステンドグラス入りの建具やアンティーク家具が調和している。
アンティーク調の照明器具もオーナーのコレクションより。電気配線からの電磁派を防ぐ電磁波遮へいシートや、電磁波の少ない白熱電球を採用。ロウソクなども活用して極力電気の使用をおさえている。
子供部屋にも北海道産木材のぬくもりがいっぱい。
オーナー持ち込みのタイル貼り洗面器に脚を付けただけのシンプル洗面化粧台。
電磁波対策のため暖房は薪ストーブ1台で。断熱がしっかりしているので、北海道の真冬でも家は暖かい。ちなみに、湯沸しボイラーと冷蔵庫は外物置に置いている。