1階は業務用キッチンとカフェ風ダイニングを中心に。2階の子ども部屋とロフトは間仕切をあえて設けずに回遊できるプランニングとし、登り棒・ロープ・ボルダリングを設置したアスレチックルームになっています。
玄関からユーティリティまでつながる土間には昔ながらの三和戸(たたき)仕上げ。土間を挟んだ離れの和室は旭川産の土壁を使用しました。
庭を囲む、離れの和室が良いアクセントになっている総板貼り木の外観
木酢液に漬け込んだカラマツ材とグリーンに塗装した杉板。破風と窓枠のホワイトで引きしまった印象に。
木の家にはぴったりの土間と薪ストーブ、まるでカフェのようなカウンターキッチン。
土間を挟んだ離れの和室は、有機イグサを使ったヘリ無しの畳と旭川の土壁・土佐和紙で仕上げた。
バスタブを置いたシンプルな作りの青森ヒバの木の浴室
自分たちでできることは極力自分たちでやりたいという建て主の希望から、フローリングの塗装、内部の塗り壁、モザイクタイル貼り、土間に意志を埋め込むなど、積極的に施主施工に取り組みました。
ロフトでつながっている南東角の明るい主寝室。
2階の子供部屋はあえて間仕切りを設けず、登り棒やロープ、ボルダリングでロフトへ登れる、広々アスレチックルームに。
三角屋根の高さを利用したロフトスペース。子供部屋も含め、2階の各部屋がつながっていて回遊できる。
家族みんなでフローリング塗装をした記念に。