「明るく、あたたかい家を」ということで、思い切ってリビングの吹き抜けの角は、足元から天井まで全面を窓に。陽射しの強い日中は、ロールカーテンで調整できる。
外観。窓が直交するあたりがリビング。母屋の手前に下屋をつけて玄関入口とすることで、狭い敷地の中、リビングの形を大きく整形でとれた。
リビングの大窓の角からリビング全体を望む。白壁と黒い薪ストーブのコントラストが美しい。奥は1階がキッチン、2階が寝室。
そう広くはないキッチンだからこそ、収納をたっぷり取るように心がけた。大工つくりつけなので、電子レンジやゴミ箱などの奥行きぴったりの棚やカウンターにすることができた。収納扉の木目の配置も、美しく見えることを心がけた。
キッチンからリビング方向を望む。リビングから水回りやレンジ、レンジフード、冷蔵庫などはあまり見えず、目に入るのは、収納扉の木部だけとなるよう、視線に配慮した設計。
2階の寝室。壁の間口いっぱいの大きなクローゼットを造り付けたが、壁に見えるので圧迫感はない。マットレスを置いているベッド台も大工のつくりつけ。
2階の書斎。
明るく清潔感のある浴室と洗面所。