2010年01月10日
「伐り旬の家」を建てるproject
いい加減しつこくなってきていますが・・・、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
エコやBaoBabでは、今、「『伐り旬の家』を建てるproject」という企画が動いています。「スローな家づくりで、スローに暮らし、地球と私たちにやさしい生き方をしてみましょう」といったコンセプトで、昨日、ちょっとした説明会を行いました。
・この冬に伐採、葉枯、天然乾燥+低温機械乾燥
伐り旬に伐採した木は乾燥や虫害に強く、天然乾燥や低温乾燥させることにより木繊維の内部破断がなく乾燥し、粘りのある木になります。
・大工手刻み
伝統工法を取り入れながら、大工が一つ一つ手刻みした構造材を使い、地震に強い家をつくります。
・パッシブデザイン
ダイレクトゲインを利用したパッシブエネルギー住宅をデザインし、化石燃料系のエネルギー負荷の軽減を考慮します。
・低炭素型住宅と暮らし
家づくりにおいて二酸化炭素排出を軽減し、住宅内に炭素を備蓄する、地球にやさしい低炭素な暮らしを実現するデザインをします。
・参加型の家づくり
勉強会、設計、産地、作業、暮らしなど、一緒に考えます。
以上の5つが「伐り旬の家」を実現するポイントです。
地域循環を鑑みた流通と経済に基盤とした建築をデザインし、地域経済圏の活性化と地域色を復古させ、地域素材の発掘と開発を模索し、風土や気候にあったデザインを考えます。
このプロジェクトで家を建てることによって、お客様にどれだけのメリットがあるのか、環境家計簿をつけたりして実験をしていこうと考えています。
実のところなんだか自分でもあまり理解できていないような気がするので、もっと勉強しないといけないなと思いつつ、説明会に参加していたのでした。
興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
松岡