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2009年11月17日

伝統仕上げ、漆喰。

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度々、風工房のHPに登場していた、この話題。
ついに、第4回日本漆喰協会作品賞の受賞作品集が届きましたぁ~!!
受賞したのは16作品。内、東北は1作品のみ。
その貴重な1作品がこちら…↓

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風工房施工の「中里の家」です(●^o^●)

中里の家2

漆喰は、見た目の良さだけでなく、調湿性などの優れた性質を持っているため、昔から日本人が好み、使われてきた素材です。「家に入ったときの空気が違う」…本当にそう感じます。特にジメジメした梅雨時や蒸し暑い夏、内装を漆喰で仕上げていると、室内は驚くくらいサラリとしていて、高温多湿という日本の気候に合った素材だなぁ~とつくづく思います。

また左官仕上げの漆喰は、職人さんが居てこそカタチになるもの。現代は豊かな時代ではあるけれど、安く早く…を重視し過ぎて、本当の物の価値というものが薄れてきているように思います。ときに自分もついつい利便性を優先させてしまうことがあります。でも、本当にそれで良いのでしょうか…?手間をかけて作られた料理が美味しいように、手間をかけて造られたものには必ず良さがあります。造る人の想いが込められたものには、温かさがあります。
職人さんたちが丹精込めてカタチにするものの良さを、たくさんの人たちに伝えることも私たちの役目だと思っています。

※漆喰についての疑問・質問がありましたら、ドシドシお問合せください!

と、いうわけで?受賞式に行ってきました~◎

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そして、こちらが「中里の家」の漆喰を見事に塗りあげて下さった庄司左研の庄司さん。職人さんの貴重なスーツ姿をこっそり初公開です♪♪笑

最後になりましたが、お施主様に心より感謝申し上げます。

風:takahashi