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2009年12月11日

循環型社会をめざして vol.1

以前、エコロジーライフ花の情報誌“花らいふ”で取り上げた特集を、このブログであらためて掲載したいと思います。少し古い話もあるかもしれませんが、すでにご存知の方には今また思い出していただけたらと思っています。

- 3Rをはじめよう -

環境問題を解決するキーワードは、「リデュース、リユース、リサイクル」=通称「3R」 と言われています。今まで広く行われ支持されてきた大量生産、大量消費、大量廃棄の社会経済活動は、私たちに豊かで快適な生活をもたらし、経済活動を活発にしてきました。しかしその一方で、行き過ぎた便利さを求め、環境やからだへの負荷が多いライフスタイルを定着させることとなっています。このような環境を改善するために、注目されているのが「3R」です。

Reduce リデュース=減らす
生活のダイエットをする。
ゴミになりそうなものははじめから買わない。
使いきれる量だけを買う。
買ったものは最後まで利用する。

Reuse リユース=再利用する
使わなくなったものを簡単に捨てるのではなく、リフォームして繰り返し使ったり、使う人に譲ったり、ほかの使い道を考える。

Recycle リサイクル=再生させる
使えなくなったものを捨てるときは正しく分けて、新しい資源にする。
リサイクルしやすいものを購入するのもひとつ方法。

敷居を高く、むずかしく考えなくても、身近に手間のかからないところから実践してみてはいかがでしょう。たとえば・・

●買うとき
・マイバックを持っていく (レジ袋をリデュース)
・詰替えの商品を利用する (容器のリデュース、リユース)
・ばら売り、はかり売りで必要な量だけを購入する (食材と食品トレー・容器のリデュース)
・ペットボトルの飲みものではなく再生しやすい紙パックのものを利用する (リサイクル)
・リサイクル商品を選んで購入する (リデュースとリサイクル)

●使うとき
・壊れてしまったらすぐに捨てずに修理をする (リユース)
・自分が使わなくなっても、まだ使えるものは人に譲ったりフリーマーケットなどを利用する (リユース)
・購入する前に今ある他のもので代用できないか考えてみる (リデュース)

●不用になったとき
・家庭内でゴミ箱を分けて、簡単に正しく分別をする (リサイクル)

etc...

簡単な例からあげてみましたが、こう見るとまず購入するときに気をつけることが大切なようです。購入する前によく考え、購入したら大切に使い、使えなくなったらしっかり分別して再生する。昔は当たり前にやっていたことですが、ついつい便利さ、豊かさに頼ってしまいがちな現代、少しずつでも3Rを実行していきたいものです。

-つづく-