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2009年12月12日

循環型社会をめざして vol.2

-家づくりも3R-

森びとの会では、家づくりでも3Rを心がけています。
家を建ててすぐ3Rというのもおかしな話ですが、お子さん、お孫さんの代のその先まで使いつづけていってもらえるような家をつくることが3Rにつながると考えます。
まず、構造から家具、建具まで安心できる国産材のみを使って、職人の手業でひとつひとつ心をこめて丁寧につくり、できる限り丈夫で、永く愛着をもって使っていただけるものを目指しています。また部品として再利用してもらえるように、建具は高さ1800mm、2000mmでつくるなど、さまざまなモジュールをできるだけ単純にしています。痛んでしまったとき、修復も簡単にできるのが無垢材のいいところ。フローリングや家具など無垢材でつくっているものは新建材のものとは違い、汚れたり壊れたりしたものはサンドペーパーで削る、カンナをあてるなどの方法で何度も修復できます。使いつづけて完全に使えなくなったときも、リサイクルしやすく分別し、廃棄の際には土に還る素材を使うことが大切です。

-つづく-