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2009年12月04日

日本の木を使おう! vol.4

すこしでも 出来ること

森のため、地球環境のため、何かわずかでも出来ることはないか、ここにいくつかあげてみます。

とにかく、国産材をえらぶ
木製品を買うとき、家をつくるとき、材料に国産材をえらべば、その分森が活性化します。さらに国産材は目の届く範囲で製材されるため、薬剤処理が行われていないかなど実際に足を運んで確かめることもできます。国産材をつかって家を建てたとき、森びとの会員社はお施主さんがつかった柱の本数分の植林をする、“山への恩返し”も行っています。

間伐材をえらぶ
間伐材を用いた製品を表示する間伐材マークのついている製品をえらぶことは、森を守る上で大きな役目を果たします。エコロジーライフ花で採用している飛騨フォレストの桧チップの畳床は、桧の間伐材を利用しています。

自分の住む土地、地球環境を守るという当然のことも、人間の利害や勝手で壊しています。一方で長年保全の運動をされている方もいて、ここ数年でその数が少しずつ増えていっているように思われます。小さな力でも集まれば大きな影響力になることを信じて、少しずつ行動をおこし、地球をいつまでも健康に保っていければと願っています。

終わり

2009年12月03日

栗駒産木質ペレット

 ペレットを使用することは、地球温暖化防止に効果があります。
ペレット燃焼時に発生する二酸化炭素は、原料となる樹木が成長時に吸収する
それと同量なので、結果、大気中の二酸化炭素を増加させる事がありません。
つまりカーボンニュートラル。
地球環境にも配慮した、クリーンな次世代を担うエネルギーです。
 今後、ペレットの輪を広げ、ペレットの消費拡大に努める考えです。
【木質バイオマス燃料エネルギー】による【化石燃料エネルギー】
からの脱却です。
山や森の活性化、ペレット普及、地球環境の為にも努力は不可欠。
製材工場で発生する加工材の端材を原料とし、ペレット製造設備も
ほとんどが手作り。これが他より安く出来る秘訣。
広く皆さんがお手軽に入手可能となる、
お得なペレット製造に努力していきます!

by  駒五郎

2009年12月03日

日本の木を使おう! vol.3

昭和50年代、私たちの知らないところで、増えすぎた下草の除去のために日本全土の国有林の奥深いところで除草剤がふんだんにまかれるという大変ショックなことがあったそうです。除草剤はベトナム戦争で大量に使われ、多くの人の命を奪い、土や水にしみこんでべトナム人の健康をいつまでも脅かした「245T」という枯葉剤。それと同じものが大量に空中散布されたそうです。除草剤をまかれた日本の山々では、カモシカが死に、小動物は消え、川には背骨の曲がったイワナが発生するようなことに。日々死んでいく山や水をこのまま見過ごすわけにはいかないと、現「栗駒の山を守る会会長」佐藤充雄さんたちが立ち上がり、国との壮絶な戦いがはじまりました。森が守る生命の営みの大切さ、澄んだ水がもたらす恵み、当たり前のことを忘れてしまっている国と何度も何度も衝突し、話し合い、懸命な努力の結果、除草剤をまくことを中止させ、自分たちの住む栗駒の山々だけでなく、全国の山奥にあった貯薬庫をすべて撤去させることに成功したそうです。(その後大量の除草剤の処分方法に問題を残すことになりましたが・・・・・)
除草剤をまくと一体どうなるのか、少し考えればわかることだろうということでも、何も考えずに(というか考えた結果そうしたのかも知れませんが・・・)実行してしまうという人がいることがショックでたまりませんでした。
栗駒の山では、澄んだ空気に落ち葉が降り、サワガニやイワナが住む川は透きとおっていて、枯葉のあいだからクロベの新芽が顔をだしている、本当にゆたかな森でした。そんな山を歩きながら、荒れていた山の話や、危機に追い込まれつつある林産地の話をきいていると、森を守ろうと活動してくれている人たちに心から感謝をするとともに、小さいながらもこの自然を守るためになにかできないかと考えさせられます。

2009年12月02日

日本の木を使おう! vol.2

みなさんの中には木を伐採して使うことが森林破壊につながり、二酸化炭素の吸収、酸素の供給が減ってしまうと思われている方は多いのではないでしょうか。木を大量に使う住まいづくりも環境破壊へつながる行為だと捉えられがちですが、山には守られるべき天然の森林と、植林されて育てられ、伐採されてそれが繰り返される世代交代が必要な山とがあります。たとえば杉や桧など針葉樹を植えた林は、成長過程の中で間伐、下刈り、枝打ちなどの手入れをしていかないと、土に日光や栄養分がいきわたらず、ひょろひょろと曲がった細い木しか育ちません。木材としての価値がなくなるだけでなく、日光があたらない地面には下草が生えなくなります。植物の生えない山=根っこのない土壌は水を溜める保水機能がなくなり、雨が降ると地盤がゆるくなるため洪水、土砂崩れをまねいたり、夏には渇水をもたらしたりすることがあります。                                             
つまり人の手で植林されてきた森は、資源として利用されることで活性化され、生きつづけて行けるのです。木を伐採するというのは自然の理にかなったこと。人が山にはいり、手を加えていくことは山を守っていくために必要なことなのです。

しかし現在輸入材におされている国産木材は、使われないため伐採されない、伐採がないため林業者が減っていく、人手がなくなると手入れが行き届かなくなる、手が入らないと山は荒れる・・そのように荒れた山にはいい木材は育たず、さらに森の価値がなくなっていく、という悪循環に陥ってきています。またなかなか伐採されないため、木がどんどん年齢を重ね、“山の高年齢化”も進んでいるといいます。1サイクルが50年以上かかる林産業では、伐採のかたわら次世代の子どもたちのために植林をしていくことが不可欠ですが、植林しようにも場所がなかなかあかないという状況にあるそうです。

2009年12月01日

日本の木を使おう! vol.1

日本の山の現状、これからの日本の山について、書き綴ります。
日本の木を使って山を育てる
いま日本の林業が危なくなってきています。原因は、日本の木が使われなくなってきているから。日本の木が使われなくなってきている大きな理由のひとつは、外国からの輸入材の単価の安さにあると言われています。日本のゆたかな森林を健康に保つために、わたしたちにできることはあるのでしょうか。

日本は国土の約7割が森林という、世界の中でもとくに恵まれた森林国であるにもかかわらず、木材自給率はたったの18%前後。 使用するほとんどの木材を外国から輸入しているといっても過言ではありません。輸入材は、わざわざ遠い国から運搬するエネルギーや費用の負荷があります。たとえば、九州や北海道から関東への運搬は、日本国内のみで考えるととても費用がかかるように思いますが、実際は欧州からの運搬費の1/5の値段で運搬が可能。その分エネルギーも少なくてすむのです。さらに外国の森林の一部では絶え間ない輸出のために伐採禁止の山や林の木もかまわず倒されるような違法伐採もあるそうです。 もちろん、長い距離を運ばれてくる木材たちには、運搬中にカビが生えないように薬剤処理がなされていることが多々あります。また『国産材は高い・輸入材は安い』というのが日本の定説のようになっていますが、いま実際国産材の杉未乾燥材は1立米あたり45,000円以下、それに比べて大根は立米にすると11万円。何十年と育てられた木が大根よりも安い価格で取り引きされています。
自国でまかなえるものをあえて、他から持ち込み環境に負荷をかけるということ、なにか不自然で疑問が残ります。諸外国との貿易関係など簡単にはいかないさまざまな理由はありますが、いちユーザーとして何か少しでも出来ることがあるのではと考えさせられます。                      

2009年12月01日

はつみつ?!はちみち?!はちみつ☆

今年も月別カレンダーは残すところ1枚となりました。
それでも今日も小春日和。
ミツバチさんたちは、まだせっせと蜜集めです。

ところで我が家では良く蜂蜜を利用します。
で、その画像。。。一升瓶に入っていますが!
お酒ではありません。
分かりにくいので隣にコーヒーカップを置いての撮影。

蜂蜜一升瓶入り

栗駒山、山麓一帯の天然広葉樹林一帯の
樹齢数百年才のトチの花蜜です。
甘くて美味しいだけで無く、
ビタミン、ミネラルも豊富に含む栄養、美容食品♪
(ご注意:生もの扱いなので1歳未満のお子さんにはNGです。)

いろいろな料理に使えて便利☆
リクエストが多いのがシンプルに「ハチミツトースト」。
とても料理とは言えませんね。(汗)
くまのプーさんは「ハチミチ」と発音していたようですが?
我が家の娘は「ハツミツハツミツトースト頂戴!!」
威張ってご注文を頂いても、吹き出してしまいます。。。

ハチミツトースト

by  事務局

2009年11月24日

今日も、小春日和。

行く秋を惜しむように、ミツバチさん達が来ています。
せっせと、それはそれは忙しそうです。

ミツバチ1

ミツバチ2

ミツバチ3

ミツバチ4

天気予報によると、これから天気は下り坂。
頑張って蜜を集めてね。

by 事務局

2009年11月23日

あぁ、勘違い。。。

毎朝氷点下、いよいよ冬も本格化。
でも日中は、このところの寒さがひと休み。ぽかぽか小春日和♪
。。。と、何やら木の枝に花が咲いている?

サクラが開花

近づいて見てみると。
木のえだ、枝に桜の花でした!!
春はまだまだ先ですよ~。
冬は始まったばかりですが、今年は暖冬。
季節を勘違いしたのでしょうか?

地球温暖化の影響が、こんなところにも表れているようです。
日本の素敵な四季が無くなってしまわないように、
一人ひとりが今日出来る、一つ一つの小さなエコの積み重ねがとても大事。
きれいな、だけど少し寂しそうな桜の花を見上げながら感じたのでした。

by 事務局

2009年11月19日

兵庫「丹波篠山エコラの森」

3日間にわたり、兵庫「丹波篠山エコラの森」の整備に参加してきました。

活動内容は鎮守の森と蛍の河原の竹藪整備!
竹藪整備は1日目で終わってしまうだろう、と当初タカをくくっていました。が、蔦が絡まり合い、2日目の13時過ぎまでかかってしまいました。

 しかも私は、2日目の朝一番に竹が跳ね返ってきたのに顔面を殴打され、唇を切ってしまうという、大変不名誉な負傷をしてしまいました。エコラ倶楽部の兵庫支部の皆さんには大変ご迷惑をおかけいたしました。

 竹藪の整備だけは終わり、何とか格好だけはつきましたが、思いもよらず作業が進まなかったのが残念でした。次回はもっと整備が進むように頑張りたいと思います!!

by 駒五郎(どんぐり生活)

2009年11月18日

「丹波篠山エコラの森」番外編

ドングリがたくさん

鎮守の森はドングリの宝庫でした♪
「そこのボク!持ち帰っては駄目ですよ、神様のものだから。」
親子で注意されてしまいました。スミマセン。。。

女王蜂

「ハチ注意!」とは、いったい何事?
と思ったら、木の根もとのほこらにハチの巣!
しかも女王蜂さんがご在宅でした。ピンボケですが見えますでしょうか。

御炊上場

昔から鎮守の森の刈り取った芝などは、境内にある建物の中で燃やすのだそうです。
お焚き上げの意味も込めて。
遠目には火事に見えちゃうそうです。やっぱり。。。

御炊上場の内部

建物内部。ちゃんと座るところがあります。

御炊上場の天井部分

さすがに密閉はしない構造になっています。

竹&木のチップでフカフカ

竹&木のチップを敷き詰めました。フカフカです☆

お待ちかね、ジビエ料理

がっつり作業が終了したなら、お楽しみはやはりご馳走ですね。
撮影が一足遅かった?!鹿のお肉は既に小さくなっています。。。
イノシシ肉&鹿のBBQに牡丹鍋~♡贅沢なジビエ料理♪
曽地中の地域の食材をおいしく頂きました。
白いご飯もとっても美味しかったのは、さすがは「ホタルの里」。
お水も空気もきれいだからですね。
みなさま、お世話になりました。ありがとうございました。

by 事務局