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2021年01月20日

丘の上の家

北斜面にすばらしい眺望がひらけた「丘の上」に立つ家です。南側にはすぐお隣の家が迫っていますが、北側にのびのびと広がる視界を家にいながらにして楽しめるように計画しました。

道路から玄関に到るまでのアプローチに2mもの高低差があるので、自転車も人も楽にあがれるよう、竹の柵に沿ってゆるやかな勾配の坂をつくりました。

一階は杉板の横張り、二階は左官屋さんが丁寧に施工した塗り壁です。現場で配合した「土壁風ワラスサ入り」のカキ落とし仕上げです。外壁の杉板の自然塗料は、建て主さまとご友人とで塗りました。

玄関とちょうど反対側から見たところです。写真の左側が、眺望のひらけた北斜面となります。サンルーム、デッキを張り出して、絶景を楽しみながら暮らせるようにしました。手前に張り出した下屋の屋根の上に、主寝室のベランダが乗っています。

主寝室のベランダは「星見台」と呼んでいます。寝る前に夜景を楽しんだり、花火があがるのを見たり。ゆったりした時間を過ごせます。

主寝室。チョウナで仕上げた丸太を組んだ小屋組みが見えています。

2階への階段をあがると、妻面西側に寝室、東側に洗面所と浴室があり、吹き抜け空間に橋のように架かる渡り廊下でつながっています。写真は、正面は、寝室の小窓です。

2階の洗面所。床も壁も天井も、明るい木の空間です。

空が開けた北側からの光が燦々と降り注ぐ浴室。外に出られる、目隠しつきのベランダ付き。

吹き抜け空間と北側の眺望のひらけた大きなガラス窓が気持ちいい1階。冬の暖は、薪ストーブでとります。

ダイニングテーブルからの、丘の上の家ならではの眺め。

自然塗料の塗り塗につくりつけた小棚。こういった細かい造作ができるのも、大工がつくるキッチンだからこそ。

ダイニングテーブルからタイル張りのサンルームにへとつながるガラス戸には、ゆらぎのある模様の型板ガラスを使いました。

サンルームに面した和室は、親御さんが来られた時の客間となります。土壁の中塗り仕上げ。丸窓を配しました。

2015年12月14日

土間のある苫小牧の家

木酢液につけ込んだ外壁の板貼りで、まるで昔からそこにあったような佇まいに。コンパクトな平面ではあるものの、土間、板の間、小上がりと間仕切りなしにつなげた空間の変化が、実際の面積以上の広がりを感じさせます。2階は子どもが大きくなるまで当面間仕切りをせず、天井高さをできるだけ抑えた、大きな屋根裏部屋のようにしました。

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木酢液浸透カラマツの板壁仕上げの外装

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木製断熱ドアの横には、手づくりの木製郵便受けを組み込みます。

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構造材を見せて、床・建具とともに古色仕上げに。ほたて漆喰の白が映えます。

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存在感のある薪ストーブ。薪をくべることが楽しい生活の一部となります。安全と掃除のしやすさを考えて、ストーブのまわりは土間にしました。リビング脇の土間の存在が、この空間をとても個性的にしています。

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リビングから一段上がり、キッチンともつながる小上がり。

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キッチンも古民家風を損なわないようオリジナルで製作

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実験室用の流しをはめこんだ、オリジナルのシンプルな洗面台

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防腐性にも優れた青森ヒバの心地よい香りのシャワーを浴びる、ちょっぴり贅沢な木のお風呂。

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木板貼り仕上げの床と腰壁とほたて漆喰のシックな仕上がり

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天井を低く抑えた、屋根裏のような2階空間。窓際はスノコ床で空気を循環する。

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建て主も参加の内装工事。木の塗装、壁のほたて漆喰など、小さな子供と安心して参加できるのも自然素材の良さ。

2015年12月14日

北海道の素材をいかした厚別の家

薪ストーブをメイン暖房に考えていましたが、薪の保管場所や、ご夫婦共働きというライフスタイルを考え、温水セントラル暖房の補助としてペレットストーブを採用。(ペレットストーブ:間伐材や、製材過程で発生する製材クズを原料とした木質ペレットを燃料とするストーブ)道産の木や塗り壁に囲まれた住まいで、道産の燃料を焚いて暖を取る、エコロジカルでナチュラルな住まいになりました。

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落ち着いた色合いに塗装されたから松材と、白く塗装した道南スギをアクセントに

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北海道産の無垢の木だけで仕上げられた内装と造作家具の一体感が美しい

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窓からの景色や、家族の会話も楽しめる対面式のオープンキッチン。ペレットストーブの炎を見ながら家事ができる。

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リビングの吹抜けを通して暖かい空気が家中に対流する。小上がりの下は引出し式の収納にしてスペースを有効活用

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一階床に合わせてカラマツの幅剥ぎ板で組んだ無垢の木の階段

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吹き抜けの一部をスノコ式の床に。冬は洗濯物を乾かすのに最適な乾燥室

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三角屋根天井が気持ち良い2階ホール

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実験室用の流しをはめこんだ、オリジナルのシンプルな洗面台

2015年12月14日

無垢材ONLY3階建自然派住宅

多くの木造3階建ては合板の仕様が不可欠ですが、無垢の板を斜め張りにするなどの工夫で十分に強度を確保。厳選した地元の無添加自然材の住まいは、奥様の選ばれた照明やカントリー調の雑貨とも相性よく明るいナチュラルテイストに仕上がりました。茶室にもなる客間、各子ども部屋にはロフトベッド、階段ホールには家族共有の本棚を設けました。

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アンティークスライスレンガ貼りで明るく落ち着いた外観に

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リビング南側・中庭式のテラスで採光とプライバシーを確保

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キッチン・ダイニングテーブルはもちろん、カーテンやソファもリネン生地でそろえたオーダーメイド

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リビングの片隅に収納棚とサイドデスクを造作

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階段ホールには、家族共有の本棚を作り付け

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備え付けのデスクと本棚で落ち着いた書斎に

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客間の和室は、炉を備えた茶室仕様

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あこがれのモザイクタイルで仕上げた洗面化粧台

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子供部屋には、備え付けのロフト式べッドと可動式クローゼット家具

2015年12月14日

古民家カフェ風 宮の沢の家

1階は業務用キッチンとカフェ風ダイニングを中心に。2階の子ども部屋とロフトは間仕切をあえて設けずに回遊できるプランニングとし、登り棒・ロープ・ボルダリングを設置したアスレチックルームになっています。
玄関からユーティリティまでつながる土間には昔ながらの三和戸(たたき)仕上げ。土間を挟んだ離れの和室は旭川産の土壁を使用しました。

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庭を囲む、離れの和室が良いアクセントになっている総板貼り木の外観

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木酢液に漬け込んだカラマツ材とグリーンに塗装した杉板。破風と窓枠のホワイトで引きしまった印象に。

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木の家にはぴったりの土間と薪ストーブ、まるでカフェのようなカウンターキッチン。

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土間を挟んだ離れの和室は、有機イグサを使ったヘリ無しの畳と旭川の土壁・土佐和紙で仕上げた。

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バスタブを置いたシンプルな作りの青森ヒバの木の浴室

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自分たちでできることは極力自分たちでやりたいという建て主の希望から、フローリングの塗装、内部の塗り壁、モザイクタイル貼り、土間に意志を埋め込むなど、積極的に施主施工に取り組みました。

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ロフトでつながっている南東角の明るい主寝室。

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2階の子供部屋はあえて間仕切りを設けず、登り棒やロープ、ボルダリングでロフトへ登れる、広々アスレチックルームに。

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三角屋根の高さを利用したロフトスペース。子供部屋も含め、2階の各部屋がつながっていて回遊できる。

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家族みんなでフローリング塗装をした記念に。

2013年12月04日

フォレストボード

実際の使い心地

ボード状のため、様々な部位に施工ができます。また、断熱材としての性能以外にも調湿性、蓄熱性、ホルムアルデヒド吸着性、吸音性などの特徴も持ち合わせています。
建物の湿気などの呼吸を止めない点も木造の住宅には向いた断熱材と言えます。また、屋根面に施工した際には雨音が気にならなくなったという声もいただいています。

香住幸雄(亀津建築)
2013年07月12日

伏古の家

北海道の木にこだわり、産地のわかる無垢の木だけを選んで使用。この家に使われている木材は99.7%の北海道産木材と0.3%は防腐性の高い青森県産のヒバ材。もちろん一切合板は使用しない無垢の木の家だ。断熱玄関ドア・木製窓も北海道産のから松材。他にも地域の新聞古紙を再生利用したセルローズファイバーの充填断熱材と、廃木材で作った断熱ボードを外側に張り込んで北海道らしい暖かな家を実現しました。

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玄関と裏の畑をつなぐ土間スペース。シャワー付の洗い場を設け、畑作業に、愛犬の足洗い場に…。使い勝手ばつぐん!

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システムキッチンの面材を北海道産の巾接ぎ材に変更。床には耐水性のあるコルクタイルを採用。

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防腐性にも優れた青森ヒバの心地良い香りのシャワーを浴びる、ちょっぴり贅沢な木のお風呂。

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合板を一切使用しない、無垢の木の家。北海道の木を大胆に使い、自然塗料でアンティーク色に仕上げた。

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2階はワンフロアー。家族の成長や用途によって仕切って使うことも可能。

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外壁は北海道産の杉で総板貼り仕上げ。

2013年07月12日

レトロな佇まいの札幌の家

ご主人の転勤による引越しと出産、子育ての連続で疲労し、暖房便座に座ると体調を崩すことに気づいたのがきっかけで、電磁波過敏症だと自覚された奥さま。電気もアンテナもない山の中で暮すしかないのかと悩んでいたある日、雑誌でビオプラス西條デザインを知り訪問。電磁波対策と、心と体に優しい自然素材を生かして建てた家には、奥様が集めたアンティークの小物たちがうまくコラボレーションしています。

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無垢の木材、珪藻土、和紙などの自然素材の空間に、オーナーが集めたステンドグラス入りの建具やアンティーク家具が調和している。

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アンティーク調の照明器具もオーナーのコレクションより。電気配線からの電磁派を防ぐ電磁波遮へいシートや、電磁波の少ない白熱電球を採用。ロウソクなども活用して極力電気の使用をおさえている。

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子供部屋にも北海道産木材のぬくもりがいっぱい。

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オーナー持ち込みのタイル貼り洗面器に脚を付けただけのシンプル洗面化粧台。

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電磁波対策のため暖房は薪ストーブ1台で。断熱がしっかりしているので、北海道の真冬でも家は暖かい。ちなみに、湯沸しボイラーと冷蔵庫は外物置に置いている。

2013年07月12日

花泉の家

「素材のぬくもりを感じながら、家族の思い出を刻んでいきたい」家族への愛情がたっぷり詰まった、やさしい住まいです。

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時を経てますます味が出る木部表しの軒の出。10年後が楽しみ!

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キッチンは使い勝手や生活スタイルを考慮しながら完全オーダーメイド。

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広葉樹の天板。棚も鏡も手づくりで自由自在。

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地元の建具職人による、栗駒くんえん杉をつかった建具。

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子どもたちの成長に合わせて、用途を変えられる間取りに。

2013年07月12日

手のひらに太陽の家

近い未来の低炭素社会のために。今、私達だから出来ること。太陽光発電&熱給湯、ペレットボイラー&ストーブ、雨水利用などの自然エネルギーを最大活用。地域の自然素材を使用した、職人の手づくりによる、環境にやさしい持続可能(サスティナブル)な住まい。

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外壁、軒天などの外部は宮城県産の杉。

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建具も宮城県産の杉材を使用。

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利用者が集うリビング。「子どもは人見知りをする方ですが、少しずつ子ども同士遊べるようになり良かったです」(利用者の声)

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宮沢賢治の小説名を各部屋のタイトルに。

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各部屋にはトイレ、ユニットバスが完備。給湯は太陽熱温水器とペレットボイラーを併用。

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多くの人のご支援により完成した「手のひらに太陽の家」。現在も数々の支援が届けられ、確実に利用者の方々に届いています。